こんばんは、yukoです。
私は昔から、賢そうな雰囲気を出すことが得意でした。
そして、私を見て判断する人も、それを信じて賢いと思ってくれることが多いように思います。…ある程度の時間が経つまでは。
というのも、時間が経つと、隠しきれないアホが出てきてしまうのです。
会社で電話の受付を業務の一つとして担っている私は、ある日こういった電話を受けました。
「もしもし、ニッカンジョウホウシンブンのU田と申します。総務の〇〇様はいらっしゃいますでしょうか」
その時は総務の〇〇さんがいなかったので、私は氏名と要件をメモに書き、総務の窓口担当の方に持っていきました。
「お電話がありました、よろしくお願いします。」
そう言ってメモを渡して仕事に戻ろうとしたところ、yukoさん、と呼び止められ、
「これ、日刊情報新聞のことですか?」と訊かれた。
何か間違っていたかとメモを見ると、
“日韓交流新聞 U田様“
いやいや、まず日韓てなんやと。しかも交流までしている。どう聞き間違えたらそうなるのか。
日刊情報新聞とわかった彼女に座布団一枚差し上げたい。
私は笑顔であははと誤魔化し、一人自分の思考回路を疑いながら仕事に戻りました。
なんてアホガール。